M365のTeamsなしライセンスとは?対象ライセンスを解説。
2025.01.27
2024年4月1日から、Microsoft 365およびOffice 365の一部プランからMicrosoft Teamsが別売りになることが発表されました。本記事では、別売りになった背景、対象ライセンス、Teamsを利用したい場合はどのライセンスを購入すべきかご紹介します。
背景
2024年4月1日から、MicrosoftはMicrosoft 365およびOffice 365の一部プランからMicrosoft Teamsを分離し、別売りにすることを発表しました。
今回の変更理由は、欧州委員会に寄せられた懸念にあります。
欧州委員会は、Microsoft 365およびOffice 365にTeamsをバンドルすることが市場競争を制限し、他のコミュニケーションおよびコラボレーションツールの競争力を低下させる懸念があるとしました。その懸念を受け、2023年に10月1日より欧州経済領域(EEA)とスイスにおけるMicrosoft 365およびOffice 365のライセンス方法が変更され、グローバルライセンス形態を統一するために、この度2024年4月1日に日本にも適応されました。
対象ライセンス
今回の変更により、以下のライセンスが Teams なしライセンスとして提供されることになりました。
なお、300名以下の企業向けのライセンスおよびフロントラインワーカー向けのライセンスは、Teamsを含むライセンスとTeamsなしのライセンスの選択が可能になりました。
Teamsを利用したい場合
・2024年4月1日時点でTeamsを含むMicrosoft 365/Office 365 Enterprise製品をお持ちのお客様
Teamsを含むMicrosoft 365/Office 365 Enterprise製品の利用、更新、数量増加、Teamsを含む他のライセンスへのアップグレードが引き続き可能です。
・2024年4月1日以降にTeamsなしのMicrosoft 365/Office 365 Enterprise製品をご購入のお客様
Teamsを含むMicrosoft 365/Office 365 Enterprise製品は新規での購入ができませんので、TeamsなしのMicrosoft 365/Office 365 Enterprise製品に加え、Microsoft Teams Enterpriseをご購入いただく必要があります。
まとめ
本記事では、Microsoft Teams が別売りになった背景、別売り対象ライセンス、Teamsを利用したい場合はどのライセンスを購入すべきかについて説明させていただきました。
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