PythonとExcelで視覚的なデータ分析を実現!

2025.05.13

データの視覚化は、単なる数値や文字の羅列を一目で理解できる形に変換する重要な手法です。その中でテキストデータを効率的に分析する手法の1つとして「ワードクラウド」があります。ワードクラウドは、単語の頻度や重要度を視覚的に表示することで、重要なテーマやトピックを直感的に把握できるため、多くの分野で利用されています。そしてCopilot in Excelを利用すれば、Pythonの力を借りて、誰でも簡単にワードクラウドを作成できるようになりました!そこで本記事では、Copilot in Excelでのワードクラウドの作成方法をご紹介します。

ワードクラウドとは

ワードクラウドとは、テキストデータ内の単語の頻度や重要度を視覚化する手法の一つです。単語の出現頻度が高いほど、その単語はクラウド内でより大きく表示されます。この視覚化により、データの中で重要なテーマやトピックを直感的に把握できます。

Copilot in Excelを使ってワードクラウドを作成

CopilotからPythonを使ったExcelデータの高度な分析ができるようになったため、ワードクラウドをExcelでも作れるようになりました。実際に作成したワードクラウドがこちらです。

まだ日本語のデータは分析ができないため、今回は英語のデモデータを用いてワードクラウドを作成しました。今回使用しているデモデータは、外国人観光客向け日本旅行ツアーのアンケート結果なので、「Japan」「experience」「visit」といった旅行を想起させる単語が多く見受けられます。

今回使用しているデモデータ▼

それでは早速作っていきましょう!

※まずExcelでCopilotを使うには、事前準備が必要です。
詳しくはこちらのブログ(【簡単!】条件付き書式をCopilotで設定する方法)をご覧ください。

まず右上のCopilotボタンからCopilotを起動し、「Python を使用して詳細な分析結果を取得する」と指示を送ってみます。[高度な分析の開始]と表示されるのでクリックします。

するとPythonが動き始め、新しく追加したシート上でどんどんデータを分析してくれます。

続いて、今回の本題であるワードクラウドをCopilotに作ってもらいます。様々なコメントが記載されている「feedback」の列で可視化してほしいので、「ワードクラウドを使ってfeedbackを分析して」と指示してみます。するとすぐにワードクラウドを作成してくれました!

その他にもPythonを使用すると様々な分析が可能です。「他に何ができますか?」とCopilotに聞いてみると、分析できることを教えてくれるので迷ったときは試してみてください。

まとめ

本記事では、Copilot in Excelでのワードクラウドの作成方法についてご紹介いたしました。 ピーエスシーではCopilotの勉強会を行っておりますので、ご希望の場合はぜひお問合せください!

 

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