Copilotを使いこなそう!プロンプトマスターへの道①
2025.03.11
Microsoftから提供が開始された生成 AI「Microsoft 365 Copilot」。導入してみたものの、うまく活用できていない方も多いのではないでしょうか?Copilotはプロンプトを工夫することでより希望に近い回答を得ることができます。本記事では、プロンプト作成に役立つプロンプトの書き方のポイントをご紹介します。
プロンプトとは
プロンプトとは、AIや機械学習モデルに対して指示や質問を与えるための入力文です。プロンプトは、モデルがどのように応答するかを大きく左右します。適切なプロンプトを作成することで、より正確で有用な応答を得ることができます。
Copilotにおけるプロンプトの書き方のポイント
1.指示は明確に
プロンプトは明確で具体的であることが大切です。曖昧な指示は誤解を招きやすいため、AIが正確に理解できるようにします。
2.できるだけ簡潔に
余計な情報は省き、必要な情報のみを含めましょう。簡潔なプロンプトはAIがタスクに集中するのに役立ちます。
3.目的を明示する
達成したい目的や結果を明記します。そうすることで、AIはより期待に近い回答を提供しやすくなります。
4.段階的に指示する
複雑なタスクの場合は、段階的に指示を与えることで、AIがステップ倍ステップでタスクを処理できるようになります。
5.追加したい情報を提供する
作成するコンテンツのターゲットや文章のトーン、また含めたいドキュメントを含めると、より求めている回答に近づきます。なお、Copilotにドキュメントを提供する際は、「/」を入力すると、ドキュメントやユーザーなどを追加可能です。
6.対話を繰り返す
1回のプロンプトで完成させようとするのではなく、回答に対して追加で指示を与えてCopilotと対話を繰り返すことで、希望に近い回答を得ることができます。
まとめ
Copilotはプロンプトのポイントを押さえることで、希望に近い結果を生成してくれるようになります。しかしながら、プロンプトの効果を最大化するためには、テストと改善を繰り返すことが重要です。一回のプロンプトで完結しようとするのではなく、再生成してみたり、必要な情報を追加したりしてプロンプトを改良しながらCopilotを活用しみてください。
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