Teams会議を次のレベルへ!Microsoft Whiteboardを活用しよう。
2025.01.27
Microsoft 365に含まれているホワイトボードアプリ「Microsoft Whiteboard」。リアルタイムでの共同作業が可能ですが、使い方が分からないという方も多いのではないでしょうか。本記事では、Microsoft Whiteboardの概要から使い方、活用例をご紹介します。
Microsoft Whiteboardとは
Microsoft Whiteboardは、Microsoft社が提供するMicrosoft 365内で利用可能なデジタルホワイトボードアプリです。クラウドベースのため、いつでもどこでもチームメンバーとのコラボレーションが可能です。
Microsoft Whiteboardは、Microsoft Teamsの会議中にも利用可能です。無料のテンプレートを利用すれば、会議中でもすぐにブレーンストーミングを開始することができます。さらにMicrosoft WhiteboardはSurface Hubと組み合わせて使用することも可能なため、対面でのミーティングでも活躍が期待できます。
更に、無料テンプレートが60種類も提供されているので、用途に合ったテンプレートを利用することでより業務効率化が図れます。
#使い方
Teams編
1. Microsoft Teamsの会議をスケジュールし、会議に入ります。
2. [共有]から[Whiteboard]を選択し、共有します。
3. [新しいホワイトボード]を選択します。
4. 画面下のバーから使用したいツールを選択します。
テンプレート機能を利用したい場合は、画面下のバーの右の三点リーダーを選択しテンプレートを選択します。
これで共同編集が可能です。
Web編
1. 以下にアクセスします。
https://whiteboard.office.com/2. [新しいホワイトボード]を選択します。
3. Teams編同様、画面下のバーから使用したいツールを選択します。
テンプレート機能を利用したい場合は、画面下のバーの右の三点リーダーを選択しテンプレートを選択します。
共同編集したい場合は、右上の共有からほかのユーザーに共有可能です。
実践①
今回はブレーンストーミングのテンプレートを使用して、Teams会議で「顧客満足度向上」に向けたアイデアを出すためのブレーンストーミングをしてみます。
顧客満足度向上のためのアイデアの大枠を上部のトピックに入れ、各々アイデアを出していきます。テンプレートを使用することで事前準備不要で、すぐにブレーンストーミングを始めることができます。
付箋一枚に対してアイデアを一つ入力していきます。
アイデアはリアクションを付けることが可能です。良いと思ったアイデアにリアクションを付けてもらうことで、投票機能としても活用できます。その他にも図形の追加や手書きで入力も可能です。
実践②
Microsoft 365 Copilotのライセンスをお持ちであれば、Microsoft Whiteboard上でもCopilotを利用することが可能です。右下のCopilotボタンを押し、Copilotに「カスタマーサポートを向上さえるアイデアを出して」と指示してみます。
するとアイデアを6つ出してくれました。Copilotを組み合わせることで、ブレーンストーミングがより活性化します。
Microsoft Whiteboardは、チームでの共同作業に便利なツールです。まだ使ったことが無い方はぜひ一度Microsoft Whiteboardを試してみてください。