SharePointサイト作成の基本:コミュニケーションサイト vs チームサイト
2025.01.27
SharePointサイトを作成する際、「コミュニケーションサイト」「チームサイト」の2つのサイトの種類が表示されます。用途によって適したサイトがあるのをご存じでしょうか?本記事では、コミュニケーションサイトとチームサイトの概要と活用例についてご紹介します。
SharePointサイトの概要
▼SharePointサイト作成時に表示される画面
コミュニケーションサイトとは?
コミュニケーションサイトは、組織の情報発信を目的としたサイトです。重要なニュース、レポート、ステータス更新などを見やすく発信できます。コンテンツを投稿する人が限定されている場合にお勧めです。
以下のような場合は、コミュニケーションサイトがおすすめです。
- 会社のポータルサイトや特定の内容についてのまとめサイトを作成する
- 会社のニュース、お知らせ、イベントを共有する
- 多くのユーザーに発信する
コミュニケーションサイトの活用事例
- 会社のニュースやイベントの発信:会社全体のニュースやイベント情報を共有するためのサイトです。例えば、新製品の発表や社内イベントの告知などに利用できます。
- 社内ポリシーや手順の共有:社内のポリシーや手順、ガイドラインを共有するためのサイトです。例えば、セキュリティポリシーや人事手続きのガイドラインなどを掲載することができます。
- トレーニングや教育資料の提供:社員向けのトレーニング資料や教育コンテンツを提供するためのサイトです。新入社員のオンボーディングやスキルアップのためのリソースをまとめることができます。
チームサイトとは?
チームサイトは、プロジェクトやチームのメンバーとの共同作業を目的としたサイトです。Microsoft Teamsなどと連携し情報の保存や共有、共同作業を効率的に行うことができます。
サイトの全メンバーまたはほとんどのメンバーがコンテンツをサイトに投稿し、そのメンバー間で情報共有をしたい場合にお勧めです。
以下のような場合は、チームサイトがおすすめです。
- プロジェクトの進捗確認や最新の状態を維持する
- チーム内の共有コンテンツの整理と共同編集を行う
- Microsoft 365 グループに接続してチームのリソースにアクセスする
チームサイトの活用事例
- プロジェクト管理:プロジェクトの進捗状況を管理し、関連するドキュメントやタスクを共有するためのサイトです。例えば、新製品の開発プロジェクトやマーケティングキャンペーンの管理に利用できます。
- チームの情報共有:チームメンバーが日常的に必要とする情報やリソースを共有するためのサイトです。例えば、チームの会議議事録やチームで使う手順書を管理することができます。
- 顧客情報ドキュメント管理:チームが顧客に関するドキュメントを一元管理するためのサイトです。例えば、提案書のドラフトや提示した御見積書を共有・保管することができます。
まとめ
本記事では、コミュニケーションサイトとチームサイトの概要と活用事例についてご説明させていただきました。
ピーエスシーではSharePointサイトの構築や利活用支援も行っておりますので、ご希望の場合はぜひお問合せください!